熱情報可視化装置 (サーモグラフィ)
設備概要
本装置は物体から放射される熱エネルギーを温度に換算し、温度分布として画像表示するものです。面の温度分布としてとらえ、可視化情報として表示でき、対象物から離れたところからでも、リアルタイムに非接触で温度測定ができます。
本システムは以下のような利用方法が挙げられます。
- 広い範囲の表面温度の分布を相対的に比較
- 動いているものや、危険で近づけないものを対象とした温度測定
- 微小物体でも温度を乱すことのない温度計測
- 食品、薬品、化学製品などでも衛生的な温度計測
- 音素変化の激しいものや、短時間の現象を対象とした温度計測
機器の特徴
本システムは以下のような特徴が挙げられます。
- 非接触で表面温度を測定
- VGAサイズ(640×480)の画像取得
- 最大60fpsの動画記録
- IEEE1394ビデオカメラとして利用可能
- Windowsクライアントソフトによって解析や特定領域の温度変化をトリガーとした信号出力が可能
- バッテリー駆動可能